江村信一アートの世界

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キャラクターの考え方 キャラクターの考え方

私がキャラクターデザインを手がけて約35年ぐらいになるでしょうか。
私のデザインしているキャラクターは、アニメやゲームや漫画のキャラクターとちがってひとつの絵で商品や企業のマスコットとして魅力を問われるキャラクター。


また、雑誌のカットやイラストとは違って存在感と,完成度を要求される。
サンリオに入社する前から大阪でキャラクター専門のデザインスタジオを主宰。
サンリオでキャラクターデザインの仕事をするのをきっかけに1979年に上京し、1984年に六本木でキャラクターデザイン&ライセンススタジオCISを設立。

さまざまなヒットキャラクターを世に送り出しました。
振り返ってみると、キャラクターのパイオニア、サンリオにはキャラクターの哲学が在る。サンリオは約35年前に米国のCIの専門会社ウォルターランドとの提携。
キャラクターの基本は、CIシステムだとわかった。ひとつの記号が永遠に愛される。これはしっかりとした哲学がある。

おかげさまで,私のオリジナルキャラクターも息が長い。例えば、三井石油等でのキャラクター『D‘BOY』が23年,ライオン(株)の猫キャラクター『EAZY-CAT(デコ)』が21年、鐘崎の『おでん坊』が20年、劇団飛行船の『モーヴ』が23年、広島のテーマパーク、みろくの里の『こぼうず』22年、長野の選挙キャラクター『ほたり』が13年、PHP研究所での『ぷよよん』が11年、東京都のあいさつ運動での『えくぼ』6年。他多数のキャラクターが世界で、また全国で動いている。

決して派手さはないけど地味に成長している。キャラクターの使命ってなんだろう?
最近よく考えるのですが、ある種のヒーリングアート(癒される絵)だと思える。かわいらしさとか美しいものを見たり持つことで気持ちがほっとする安心するうれしくなる。やはり精神産業のカテゴリーに入るのではないかと思う。

少なからず幸せのメッセージを発信していることになる。創作したキャラクターは商品の展開数が約2,000万個、また見た事がある人がおおよそ約6,000万人の人の目に触れてきただろう。そう考えると私たちの仕事はたいへん責任の在る職業だと感じる。
これからのキャラクターは、すべての生命が輝く幸せのメッセージが込められた宇宙規模のキャラクターを開発することです。

言葉を超えてエネルギーと波長で感じる時代。いよいよ新しい次元に入る。世界が混沌とする今、必要とされるもの、本来の自分に出会い気づく時、全ての人が目を覚ます。
今、そんなきっかけになるキャラクターを育成、開発する事が必要なのかもしれない。

江村信一のキャラクター論

・ひとつの絵で商品や企業のマスコットとしての魅力をもつこと。
・ちいさなワンポイントでも存在感、完成度があること。
・普遍的でココロに響くそして残ること。
・ほっとする環境づくりとしてのキャラクターであること。
・小さな鉛筆から大きい看板に展開されても識別でき耐えること。
・一度見て『思い出せることができて忘れない』キャラクターであること。
・安心感、安定感、見ていて飽きないこと。

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キャラクターデザイン

江村信一が手掛けたキャラクターデザインの一部をご紹介します。

絵本・出版

パステルシャインアートの著書や挿絵を担当したメッセージブックなどをご紹介します。

イラストレーション

キャンペーンポスターやキャンペーングッズなどのイラストも手掛けています。

ロゴ・カリグラフィー

商品や店舗のイメージに沿ったロゴのご提案をしております。

日本パステルシャインアート協会